ウララ(仮称)一家保護記(8)
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2004年5月2日

ワタシはコロン。ご飯まだ?

メロン改めロデム君が里子に行きました。
偶然にもノリと同じ市内にお住まいの方で
5匹の先住猫さん(全員男の子)の末っ子として迎えてくださいました。
御近所でしたので早速里親さんのお宅にもお邪魔して
御家族の方や先住猫さんとも会うことができました。
小さな命への優しい眼差しの里親さんとその御家族と
おだやかなお顔の5匹の猫ちゃんたち。
素晴らしいご縁が結ばれたロデムくん。幸せになれたね。良かったね。
里親さまどうぞロデムくんをお願いします。

ロデムくんが里子に行って5匹になった仔猫たち。
ご飯のお皿が一つ少なくなったことに気づくはずもなく
今日も元気に遊んでは眠り遊んでは眠り。
さすが猫!と思わせる運動神経で
コロコロパタパタと追いかけっこを楽しんでいます。
避妊手術直前に生まれてきた強い生命力をもった
あなたたちにもきっと素敵な御家族との出会いが待ってるよ。
2004年4月30日

ワタシ、ミカンよ。おっとり女の子なの
2日前、体調が悪いのかとヒヤリとしたミカン。ただ眠かっただけと分かり一安心

メロンに不評だったドライフードを混ぜたご飯はやめて
今日から缶詰に戻しました。
食べる食べる、メロン。

夜、ウララの部屋のドアを少し開けたままねこじゃらしで遊んでいると
廊下に興味深々のイチゴ、マロン、ミントが顔を出していました。
廊下にははちがド〜ンと座っていてなかなか外にでる勇気がでないのですが
そこはやはりイチゴが我慢できなくなり
はちと反対側にダッシュで飛び出していきました。
廊下は電気を消していたので黒猫イチゴはすぐに見えなくなり
ねこじゃらしで呼び戻すとこれまたダッシュで戻ってきます。愉快な子です。
いつもは出遅れ気味のトラ猫マロンがこのときはやる気満々でイチゴに
続いて飛び出していきました。が、何か物が落ちる音に驚いて
シッポを太くしながら斜めに構える威嚇ポーズで戻ってきました。
せっかくやる気をだして出て行ったのにね〜。

ウララはそんな様子を部屋の隅のダンボールの中からじ〜っと見ていましたが
途中でウトウト眠りはじめとうとう本当に眠ってしまいました、
ほんの少し気を許してくれたのかな?
2004年4月29日

ボクはマロン。トラの男の子
眠くってさ、食事の時間に遅れちゃうのだ。

仔猫のご飯は缶詰と離乳用のミルクだけでしたが、
缶詰にふやかしたドライフードを混ぜてみました。
食べません・・・メロンくん。
真っ先に食べにきましたが臭いをかいで私を見上げて
「にゃー!(なんなのにゃ、これ!」と抗議(?)の視線。
離乳食用のミルクのお皿に移動して食べてました。
う〜どうしたものか・・・。
他の兄弟はパクパクモリモリ食べてます。
食事が終わると順番にトイレを済まして運動会の始まりです。
トイレ掃除をしている私の方にミントがよじ登ってきて
それを見ていたメロンとミカンとイチゴも真似をしてきます。
そこからキャットタワーの2階へジャ〜ンプ!
トラペアのマロンとコロンはまたしても
寝坊して出遅れていました。
ボ〜ッとしているマロンを抱き上げたところが
今日の写真です。
2004年4月28日


ボクはメロン。食べても食べてもお腹が空くの。

昨夜遅く様子を見に行くと運動会の真っ最中でした。
私を見るとみんな転がるように集まってきます。
缶詰を開けてそれぞれの様子を見ていると
ミカンが食べに来ていません。キャットタワーの一階部分で
ちょこんと座ったまま動こうとしないのです。
缶詰を指につけて口元に持っていっても口をつけようとせず
うつらうつらしています。眠いの?しんどいの?
途端に心配になり抱っこして暫らく撫でていると体を丸くして眠ってしまいました。
体調が悪いのだったら病院に連れていかなければ・・・仔猫は急変しやすいのです。
ヒデさんと相談していると、ミカンが目を開けました。
そしてみんなが食べ終わったお皿のところへピョコピョコ歩いていき
ご飯を食べ始めました。結局兄弟の残した分も全部平らげ運動会に再参加して
走り回っていました。ものすごく眠かったのね。
今日も少し心配していたのですがみんなと一緒に元気に遊んでいたので一安心です。
この子たちがとても大切な存在なんだと改めて実感。
幸せになってほしい。
2004年4月27日

イチゴとコロン

ドアを開けると走って近づいてくる子猫たち。
私がご飯を持ってくることを充分に理解しています。
6匹の中でいつも「ミャウミャウ」鳴いているのが
メロン(黒猫。男の子)です。
兄弟の中で一番体格が良い上に長毛なので大きく見えるのです。
その外見にふさわしい食欲で毎回モリモリモリモリ
「ミャウミャウ〜〜(お腹空いたよ。おいしいよ〜)」と鳴きながら食べています。
次にパクパク食べるのは小柄な黒猫イチゴです。
同じ黒猫の女の子・おっとりミカンは静々と歩いてきて
「このお皿でいただいてもよろしいのかしら・・・」という風情で食べはじめます。
トラ猫・マロンとコロンはちょっと遅れて「あ〜っご飯だ〜」と
ウララのところから眠そうな顔のまま転がり出てきます。
人懐こいグレーのミントは食べたら
私の膝で猫すわりしてリラックス。
みんなどんどん個性が出てきてオモシロイのです。

さっき、修学旅行の先生の見回りのように突然ドアを開けたら
ウララがダンボールから出て机の上を歩いているところに遭遇!
片方の前足を上げたまま固まるウララとしばらく見つめあいました。
お腹にガーゼの腹巻包帯をしたままのウララはちょっとコミカル。
でもやっぱりキレイなお母さんです。



ワタシ、イチゴよ。小顔でスリムな黒猫なの。
(ドアを開けると決まって一番にやってくるのがイチゴです。)

子猫たちのご飯は日に4回くらいに分けています。
朝と昼と夕方と夜寝る前に新しいお水とフードに取替えトイレを掃除します。
眠っている時もあれば運動会の最中あり。
今日は運動会に真っ最中にはちが部屋に入ってきて
一斉に子猫たちに取り囲まれジッと見つめられていました。
ガリバーのように巨大なはちにも子猫たちは全く物怖じしません。
はちを部屋に残したまま一旦ドアを閉めカメラを取って戻ると
ドアを開けた途端 はちが部屋から「もうカンベンしてよ〜」という顔で飛び出してきました。

さっき様子を見に行くとウララ一家は
部屋の一番奥の段ボールからドア付近のヒデさん手作りのキャットタワーの
一階へお引越しをしていました。
母猫は敵に見つからないように場所を変えていくといいますが、
まさにその通り実行しているようです。
ドアの隙間からはちがまた入ろうとしたのですが
それをウララが見てサッと体を前に出して
「シャー!」と威嚇してきました。
でも、ボンボン猫はちは全然気づいていませんでした。

ウララはえらいね。賢いお母さんです。
ノラをしていた成猫で今は人馴れしていませんが、
そんなウララを理解して気長に接してくださる
里親さんにめぐり会えるように頑張らなくてはね。

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