2004年3月19日帰宅後
ウララ一家の部屋はヒデさんの勉強＆趣味部屋にすることにしました。
捕獲器の布を少し開けてそっと中をみるとウララが子供たちを後ろに隠して
まっすぐに座ってこちらを見ています。
狭いけど今夜はこのままそっとしておくことにしました。
おやすみウララちゃん
２004年3月２０日
朝ヒデさんと様子を見に行くと昨日と同じで子供たちを後ろに隠して
こちらをジッと見つめるウララがいました。
ご飯は綺麗食べています。
今日は捕獲器からケージにお引越ししてもらうつもりです。
部屋のドアを閉め、隠れそうな場所を無くして扉を開けました。
するとパニック状態になったウララが外に飛びだして
小さな小さな隙間に隠れてしまいました。
とにかく出来るだけ手を触れないように気をつけながら子猫たちをケージに移し
部屋を出てウララが子猫たちの元へ戻るのを待つことにしました。
でもパニックになったウララは隅っこに隠れたまま全く動こうとしません。
ケージには湯たんぽを入れて保温には気をつけていましたが、子猫たちはまだ自力で
排泄できません。兄弟たちでぎゅ〜っと寄り添って
眠っていますが、これ以上は放っておけなくなってきました。
何とかウララをケージに入れて子育てしてもらわなければなりません。
色々方法を考えましたが、隅っこで固まっているウララにヒデさんがタオルを被せて
素手で抱っこしてケージに入ってもらいました。
まだ固まっているウララのお腹に子猫たちを一匹ずつ置いていくと
子猫たちからママのオッパイに突進していってくれます。
みんな元気です。良かった。
トイレとご飯と水もセットしケージは完全に目隠しして
部屋を出ました。
ウララちゃん、子育てしてね。
数時間後、様子を見に行くとご飯も全部食べて水も飲んでいます。
オッパイもきちんと飲ませているようで
子猫たちはよく眠っていました。
さあ、ウララと子猫ちゃんたち
これからここでいっぱいご飯食べてオッパイを飲んで
元気に大きく成長してね。
可愛い姿を見せてね。
幸せになろうね。
保護記
